【Web業界の就職】業者よりインハウスのWeb担当者がオススメ
どうも、氷を口に含むのが好きな管理人です。
今回はWeb業界に就職・転職をしようと思っている人に向けて、「Web業者よりインハウスのWeb担当者をオススメする理由」についてご紹介します(゚∀゚)
目次
Web業界で働くなら「インハウスWeb担当者」をオススメする!
僕自身がインハウスのWeb担当者を10年近くやっています。
インハウスというのは、「自社内」という意味で、自社のコーポレイトサイトやWebプロモーションを実施するWeb担当者のことです。
インハウスの仕事をしているとWebの業者の人と仕事をするわけですが、その人達の話しを聞くと、「やはりインハウスのWeb担当者をやってて良かったなあ」と思うわけです。
その理由について述べますと、こういう点が良いと思うからです。
■インハウスのWeb担当者をオススメする理由
・Webに関する幅広い知識が身につく
・自社サイトのことを長期的に考えられる
・業者のように納期に追われて徹夜で仕事をすることがない
・Web以外のプロモーション活動にも関われる
・社内からプロ扱いを受ける
といったところです。
ひとつづつ説明していきますね(゚∀゚)
Webに関する幅広い知識が身につく
まずはこちらです。
Web業者に就職すると、SEO業者ならSEOに特化して仕事をやります。リスティング業者ならリスティングに特化して仕事をするわけです。
その分野に特化することは、専門的な知識がたまって良いのですが、反面、「それだけの人」になってしまいます。
Webに関する「幅広い知識」を身につけたい場合は、専門業者に就職してしまうとなかなか厳しいわけです。
もちろん、SEOも制作も広告も総合的にやっている業者ならまだ良いです。
ただし、そういった業者でも役割分担があり、数年はSEO担当、そのあとはリステイングのように、何年も業務内容が変わらないケースがありますでの注意が必要です。
一方、インハウスのWeb担当者の場合は、SEOやリスティング広告に限らず、色々なWebの手段の知識が身につきます。
インハウスのWeb担当者のミッションは、Webを駆使して、自社の商品の売上をアップすることになります。
ですので、幅広い知識が必要になってきますし、その分野の業者さん達と一緒に仕事をすることになるので、自然と色々な分野の知識やノウハウがたまっていくわけです。
自社サイトのことを長期的に考えられる
Web業者は他社のサイトを作ったり、他社の商材のWeb広告をうったりするため、そのお客さんとの取引が終われば、いっさい手をつけません。
ですので、その場限りの対応になるわけです。
また、業者からSEOの提案をしても、お客様の都合でそれができない場合があるため、自分たちがこうしたいという想いがあってもそれが実現しない可能性があるわけです。
その点、インハウスは自社サイトを管理する立場ですので、自分がインハウスの職についている限り、ずっとそのサイトを監督できるわけです(゚∀゚)
3年後、5年後の計画を立てながら、企業のWebサイトを運営できるという点がメリットです。
業者のように納期に追われて徹夜で仕事をすることがない
インハウスのWeb担当者は、自分たちでスケジュールを組めるため、業者のように納期に追われることはありません。
もちろん公開日が迫った時は、残業をすることもありますが、会社の都合で公開日を後ろに下げさせることも可能です。
業者の立場からすると、お客様にはそんなこと言えないため、徹夜や休日出勤して対応することになるわけです。
Web以外のプロモーション活動にも関われる
Webだけやりたい人にはデメリットに感じるかもしれませんが、インハウスのWebをやっていると、チラシの作成や展示会のパネル作成など、Web以外の業務をやるケースがあります。
他のプロモーション手段と連携してWebを展開することが多く、チラシやパネルに同じ素材を使うことがあるため、Web担当者が担うことがあります。
これは会社によって、役割が違うと思いますが、少なくとも僕が勤務している会社はそういうケースがあります。
社内からプロ扱いを受ける
最後はこちらです。
Webは専門的な知識が必要とされるため、社内の色々な部署から相談を受けます。
「新商品ができたからWebページを作って欲しいと」か、「Web広告をしてほしい」とかですね。
社内の人たちからプロとして扱いをうけます。
ですので、「あいつしかWebはできないから」と思ってもらえることが多く、自分の仕事に誇りを持てるようになります。
また、専門性が高いため、ずっとWebをやらせてもらえるので、他部署への異動は少ないです。
まとめ
「Web業者よりインハウスのWeb担当者をオススメする理由」についてご紹介しました。
インハウスを長年やっていると、たまに「業者に行ってみたいな」と思うときがあるのですが、その話しを業者にすると、業者さん達はみな「インハウスのWeb担当者になりたい」と言います。お世辞かもしれませんが。。
業者の人たちは、やはり「勤務体系がきつい」のと、結局自分たちが手がけるサイトはお客さんのサイトになるため、「どんなに手を尽くしても最終的にどうなるのかが追えない」悔しさみたいなものがあるようです。
その話しを聞くと、僕は「やっぱりインハウスのWeb担当者で良かったなー」と思うわけです。
それでは、また!
現場からは以上です!