【残業多い?】Web業界の業者で働く事のメリットデメリット

【残業多い?】Web業界の業者で働く事のメリットデメリット

管理人
Web業界は広そうで案外狭いんです

どうも、水は買う派の管理人です。

今回は「Web業界の業者で働く事のメリットデメリット」についてご紹介します。

スポンサードリンク

Webの業者の種類とは?

前回、「Web業者のタイプ」についてご紹介させていただきました。

【Web会社の種類】Webの業者は7つのタイプに分かれるよ。

簡単にまとめますとこんな感じになります(゚∀゚)

【Web業界の業者のタイプ】

■Web制作会社
→Webページのデザイン、制作を得意とする会社
今は動的なページが多いため、システム周りのこともやっているところが多い

■Web広告会社
→リスティング広告、DSP、アドネットワーク等を扱って、Web広告を企画し実行する会社
こういう会社は制作もやっているところが多い

■SEO会社
→SEOに特化してコンサルや記事制作をする会社
コンテンツマーケティングが流行っているため、ページのデザインや制作もやっているところが多い

■自社媒体 運営会社
→自社メディアを運営している会社
自社のメディアに広告を掲載させ収益を得ている

■Webプラットフォームを提供する会社
→MAやアクセス解析ツールなどを開発・提供する会社

■Webコンサル会社
→Web周り全般を見て、どうあるべきかをコンサルする会社
制作も併せてやっているところが多い

■Web総合会社
→制作から広告運用、コンサルまで一通り実施する会社

こちらを踏まえて、今回はWeb会社に就職・転職するメリットとデメリットについてご紹介させていただきます。

Web業者に就職するメリット

まずはメリットの方からご紹介します。これから、Web業界へ就職や転職をしようと思っている方の参考になれば幸いです。

メリット1:その分野の専門家になれる

これは業者の特権でしょうね。「その分野の専門家になれる」です。

Web制作会社なら、Webページを制作する専門家になれますし、SEO会社ならSEOの専門家になれます。

Web業界は実力があれば、転職には困りません。

ただし、Webのコーディングなどは海外に下請けさせるケースが年々多くなってきていますので、上流工程ができるようにならないと辛いです。

単純にコーデイングだけであれば、安くしてもらえる国がたくさんありますからね。

年々、ページ制作の単価は下がってきているため、Webのコンサルができるようになっておいた方が良いです。

メリット2:業界情報をいち早くキャッチできる

僕はインハウスのWebマスターなのですが、業界の情報は遅いです。

情報の仕入先は、書籍かWebか営業にくる業者かセミナーくらいなので、どうしても業者の人からすると遅くなるわけですね。

その点、業者の人達は、業界の繋がりがあるため、情報の伝達スピードが早いです。

例えば、Googleの広告メニューが変わった情報などは、代理店にすぐに伝わりますが、僕みたいな企業のWeb担当者には全く落ちてこないわけですね。

ですので、業者にいるとWeb業界の情報通になれるわけです。

メリット3:転職先がかなりある

メリットの一つ目で触れましたが、ある分野の専門家になれば、転職先には困りません

実際、Web業界の人達は転職をする人が多いです。

それにはいくつか理由があると思いますが、自分の実力が認められれば、より待遇が良い会社に転職できるわけです。

僕がよく会っている業者の人も転職をしたのですが、給料が1.5倍になったっていう人がいました(゚∀゚)

実力があればのし上がれる業界である事は間違いありません。

スポンサードリンク

Web業界のデメリット

続いては、デメリットになります。

デメリット1:勤務体系が過酷

大手のWeb業者は割と守られているのですが、中小のWeb業者は勤務体系が過酷です。

残業代が出ない会社はざらにありますし、毎日遅くまで残る会社もたくさんあります。

お客さんの納期次第で、帰れないときは徹夜をする会社もあるようです(T-T)

デメリット2:給料がそれほど高くない

こちらも会社や自分の腕によりますが、残業代が出ない会社は給料が低いです。

僕がよく会う業者の人が「バイトの時給と変わらない」と言っていました。

これが本当なのかわかりませんが、その人は毎日終電まで働いているけど、残業代が出ないようです。

そうなると、確かに時給は千円くらいになってしまうかもしれませんね(゚∀゚)

デメリット3:特定の分野の知識しかたまらない

メリットと相反した内容になりますが、一部の仕事しかやらない業者に勤務すると、その分野のみの知識しかたまらないため、Web全体のことに疎くなります。

例えば、SEO業者に就職すると、SEOについては深い知識がたまりますが、リスティングやWeb制作については、ほぼ知識がたまりません。その会社でやっていないので。

そうなると、転職を考えたときに、選択肢が狭まります。SEOの知識しかない人は、またSEOの会社に転職をするはめになります。

まとめ

Web業界の業者で働く事のメリットデメリット」についてご紹介しました。

まとめますと、こちらです!

【Web業界の業者で働く事のメリットデメリット】

■メリット
・その分野の専門家になれる
・業界情報をいち早くキャッチできる
・転職先がかなりある

■デメリット
・勤務体系が過酷
・給料がそれほど高くない
・特定の分野の知識しかたまらない

デメリットの最後で「特定の分野の知識しかたまらない」と言いました。

じゃあ業者に就職したい場合はどうすれば良いかって話しなんですが、僕のオススメとしては、Webの総合会社に入ると良いです。

総合会社であれば、制作や広告、コンサルなどをトータルでやっていますので、自分の意向に沿ったキャリアを形成できます。

逆にオススメしないのは、SEO業者やリスティング会社のようにWebの一部分を専門特化してやっているような会社です。

その分野が好きでたまらないのであれば良いですが、今後のキャリアのことを考えると、よろしくないと思います。

Webはプロモーションツールとしての、ひとつの手段に過ぎませんので、広い視野でWebを見れる人が今後の時代に重宝されると思うため、様々な分野を経験しておいた方が良いと思うからです。

それではまた!

現場からは以上です!

スポンサードリンク