管理系の仕事に若いうちから就かない方が良い理由3つ
どうも、自転車を買い換えた管理人です。
今回は、これから社会人になる人や転職をしようとしている人に向けて「若い内に管理系の仕事はやめておいた方が良いよ!!」ということをツッコみたく、書きました(*´∀`*)
今回は久しぶりにおふざけがない、いたって真面目な記事ですので、少しでも参考になれば嬉しいです。
管理系の仕事って何
まず、そもそも「管理系の仕事って何ぞや」って話しなんですが、一般的に言われている仕事内容はこんなものです。
■管理系の仕事
・経理、給与管理、労務管理、法務、IR、営業事務、広報、秘書、自社の施設管理など。
・おおざっぱに言えば事務職ですね。
とまあ、こんな感じの仕事が管理系の仕事って言われていると思います。
で、このような仕事は、一部を除いて、しない方が良いです!
「一部を除く」についてはのちほど述べますが、管理系の仕事をしない方が良い理由をまとめますとこうです。
管理系の仕事はぶっちゃけ誰でもできるから
はい。一番大きな理由はこれです。
簡単に言うと、専門性がないんですね。
正直、数ヶ月すれば誰にでもできるような仕事なんです。これまじで。
管理系の仕事をもうちょっと具体的に言いますと、こんな感じです。
■給与・労務管理の仕事
・社内の給与管理。ツールやシステムを使って毎月の給料を計算
・源泉徴収/賞与/退職金/なども計算する■営業事務の仕事
・営業のサポート。
・見積書や発注書といった社内帳票の作成や管理
・お客様からの書類作成の依頼対応■秘書の仕事
・役員や社長等のスケジュール調整や要望の対応
・社内会議のスケジュール調整など■広報・IRの仕事
・対外的な自社の宣伝
・決算やIRの数値集計および社外資料の作成■自社の施設管理の仕事
・自社内の備品整理
・規定や社内ルールの作成/見直しなど
超ざっくりで恐縮なんですが、どの企業もやっていることはこんな感じです。部門の名前や役割が違うだけです。
見た感じ、「なんか楽そうだな」って感じしませんか。
実際、クソ楽なんですよ(゚∀゚)
「仕事が楽なら良いじゃん」て思う方はいるかもしれませんが、若い内から管理の仕事をしてしまうと将来が大変です。
管理系の仕事は、専門性がないため、5年、10年と経過したときに、自分のスキルが何もたまらないんですね。
これはスーパー怖いことです。
普通、営業とか技術とか専門職をしている人であれば、5年すればそれなりに自分の専門分野ってやつができるのですが、管理の仕事は誰でもできるような仕事なので、その「専門性」ってやつができません。
するとどうなるかというと、
「お前じゃなくて良いじゃん」「ユー、じゃなくて良いよ」
ってことになるんですね。
いつでも切り捨てられるんです。
会社で言えば、異動させられたり、場合によっては退職を迫られたりします。戦力外通告ですね。
管理の仕事って、要はいつでも替えが効いてしまう仕事なんですよ。
どうせ仕事するなら、
「お前にしかできない仕事」「ユー、なら大丈夫!」
をしたいじゃないですか。
それを希望するのであれば、若い内に管理の仕事をするのは絶対にやめておいた方が良いです。
管理系の仕事をしているのは、なぜ女性や派遣社員が多いか。
ちょっと脇道にそれますが、管理の部署ってなんで女性とか派遣さんが多いのでしょうか。考えた事ありますか。
僕は冒頭で「管理の仕事は誰でもできる仕事」とキッパリいいましたが、その根拠になるのが、管理系の部門は「女性社員や派遣社員が多い事」が挙げられます。
企業の管理部門というのは、営業とか技術/開発の部門に比べると女性が多いんですね。
それは、事務職は細かい仕事になるため、「女性にあっている」というのも理由としてあると思いますが、一方ですぐにやめてもOKだからというのが理由としてあります。
女性は出産や結婚で退職するケースが多いですからね。
管理の仕事は替えが効く仕事なので、そういった意味で女性が多いんです。いつやめてもOKだよってことです(゚∀゚)
また、誰にでもできるという意味で派遣社員の人が多い会社もあります。
こちらも同じ理由で、単純作業のため、給料が低い派遣にやらせておけばOKということだからです。
給料が低い
さて、管理系の仕事をオススメしない理由その2ですが、給料が低いからです。
管理系の仕事は、営業部門と違って収益をあげる部門ではないので、会社から「残業はしないで早く帰るように」と促される部門です。
ですので、残業はできません。よって、給料も上がりません。
また、管理部門はそもそも少人数で構成されるため、役職などにつきにくいです。
決まった人がずっとポストを占めているため、なかなか昇格できません。
そして、営業のように歩合制というものがないため、能力があってもそれがなかなか給料に反映されません。
単調な仕事で退屈
オススメしない理由3つ目ですが、仕事が単調でつまらないです。
管理の仕事は、基本デスクワークになりますので、社外の人と出会ったりすることがありません。
いつも同じメンバーで同じ仕事を淡々としていきます。そのメンバーに嫌な奴が混じっていたら最悪です。実際多いんですね、こういうケース。
また、会社全体を動かすようなプロジェクトをすることもありません。
毎日が同じような仕事をずっとし続けます。
それが良い人であればぴったりだと思いますが、僕はオススメしません(`ε´)
管理の中でも専門分野があるのは確か
オススメしない理由を述べましたが、管理の中でも専門性を持てる仕事があります。
それは、経理と法務です。
冒頭で「一部を除いて管理系の仕事はしない方が良い」と語りましたが、この一部がこれにあたります。
この2つは、他の管理系の仕事とは違い、極めればどの会社にも通用するスキルをもつことができます。
実際、この2つの職種の資格はたくさんあります。専門的な知識が業務に必要だからですね。
また、会社には必ず経理と法務の部門がありますので、スキルがあれば転職にも困りません。退職しても引き手あまたなわけです。
「営業になりたくないから管理をしたい」という人はいると思いますが、管理をするのであれば、経理か法務の仕事に就く事をオススメします。
まとめ
「管理の仕事をオススメしない理由」について、ご紹介しました。
まとめますとこちらです。
■管理部門の仕事をオススメしない理由
・専門性がない。スキルがたまらない。
・給料が低い。昇格しづらい。
・常に単調な仕事で退屈。■オススメの管理部門
・経理か法務
専門性が身につくし、スキルがあれば転職で困らない。
若い内に管理部門に入りたいと思う人がいれば、「ちょっと待ってね」と言いたかったので、今回記事を書きました(゚∀゚)
僕も就職活動中は、特にやりたいことがなかったため、楽そうな「管理の仕事」をしようと思っていた事がありました。
ただし、社会人を10年経験して感じているのは、「管理はやめておいてよかった」ということです。
理由はこれまで述べてきた事なのですが、やはり社会人歴を重ねていくと「自分にしかできないことは何か」ということが周りから求められます。
この自分にしかできない事を突き詰めると、コミュニケーション能力のような「資格には現れない部分」であったり、資格で判断されるような「専門知識」であったりするわけです。
理想はこの2つの分野で高いレベルにある事だと思うのですが、管理の仕事ですとそれがなかなかできないように感じます。
コミュニケーション能力も専門知識も、何年やってもあまり育たないと感じるわけです。
ですので、管理はオススメしません。
特に、若い内は先が長いので、管理をするよりも、現場よりの仕事をする方が自分のキャリアを形成するうえで大事だと思います。
それでは、また!