【クライアントになれる】インハウスのWeb担当者のメリットデメリット

【クライアントになれる】インハウスのWeb担当者のメリットデメリット

管理人
クライアントって言葉、なんだかカッコ良いですよね。

どうも、耳栓をしながら寝てしまった管理人です。

今回は「インハウスのWeb担当者のメリットデメリット」についてご紹介します。

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インハウスのWeb担当者のお仕事って?

前回、「インハウスWeb担当者の業務」についてご紹介させていただきました(゚∀゚)

【業者を操る】インハウスのWeb担当者の仕事内容とは。5つご紹介。

簡潔にまとめますと、こんな感じです。

【インハウスWeb担当者の業務】

・自社のコーポレイトサイトの管理、運営業務
・各部署のWebの相談にのってあげたり、ノウハウの啓蒙活動
・WebプロモーションおよびWebマーケティング業務
・Webブランディングの強化
・アクセス解析業務

これらを踏まえて、今回はインハウスWeb担当者のメリットとデメリットについてご紹介させていただきます。

インハウスWeb担当者のメリット

まずはメリットの方からご紹介します(゚∀゚)

Webに関する幅広い知識やノウハウを身につけることができる

インハウスのWeb担当者のメリットの一番良いと思うのが、これだと思います。

Webに関する幅広い知識やノウハウを身につけることができる」ですね。

これが業者ですと、そうはいきません。

Webの制作会社なら制作について専門知識を得ることができますが、Web広告についてはその会社がやっていなければ、知ることもできません。

Web業者で働くことの強みは特定の分野を特化してできることですが、それ以外の分野のノウハウが少なくなります。

僕が勤務している会社にWeb広告会社から中途で転職してきた人がいますが、その人は広告については詳しいですが、SEOや外部メディアについてはほぼ知識がありませんでした。

インハウスのWeb担当者に求められるのは、「各手段をどう使って会社の売上を伸ばすか」ですので、ひとつのWebの手段に詳しくなってもしょうがないんですね。

そういった意味ですと、インハウスのWeb担当者は色々なことをやらせてもらえるので、幅広い知識を身につけることが可能です。

会社のお金を使って、施策を実行することができる

これも良いことですね(゚∀゚)

営業や技術職の人は、お客様さんからお金を頂く仕事になるわけですが、Web担当者は会社のお金を使える仕事です。

プロモーション費やサイト制作費など、会社のお金を使って施策を実行することができます。

大きな責任を担いますが、お金をつかって施策を出来る分、色々なことができるためやりがいはあると思います。

勤務体系が良い

Webの業者と違って、勤務体系は良いです。

インハウスのWeb担当者は、企業の管理部門にいるケースが多いです。

管理部門は基本的に、収益をあげていない部門になりますので、残業などはしないように促されます。

よって、業者のように徹夜で作業をすることもなく、土日祝日も休みです。

自社サイトを長い期間見ていられる

業者の場合、クライアントから費用をもらい、その案件を対応し、それが終わったら基本的にはもうタッチしません。

その場限りの対応になるわけです。

もちろん、年間契約をして長期的に見る業者もありますが、そうはいっても、他人のWebサイトになるわけです。

一方、インハウスのWeb担当者は自社のサイトを見るため、自分がその仕事をする限り、ずっとそのWebサイトを見守りつづけることになります。

色々なWebサイトを見たい人からすると、デメリットと感じられるかもしれませんが、長期的にWebサイトを「こうしていきたい!」という想いがある人からすると、メリットに感じられる部分かと思います。

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インハウスWeb担当者のデメリット

続いては、デメリット部分のご紹介です(゚∀゚)

深い知識を得ることができない

メリット部分でも書きましたが、インハウスのWeb担当者は、Webについてのあらゆることを実施するため、逆に言いますと、一つの分野について深く関わることがありません

インハウスのWeb担当者は、SEOをしたければSEO業者に発注するため、現場レベルでの細かい作業についていちいち割り込まないのが普通です。

SEOのことだけ深掘りしてやりたい人であれば、SEO業者に行った方が良いです。

ただし、Webを極めるのであれば、SEOはただのひとつの手段に過ぎないため、色々なことができる会社もしくはインハウスのWeb担当者に就職した方が良いと感じます。

Web関連の情報が遅い。こない

業者と比較すると、Web関連の情報の展開が遅いです。

例えば「Googleのアルゴリズムが変わった」といった情報は、Googleの代理店業者であれば直接Googleから聞けますが、インハウスの担当者にはまず落ちてきません。

その分野での情報量については、業者のほうが断然上です。

予算がないと、施策を何もできない

企業のWebにかける比重により、Web施策を何もできない場合があります

僕の会社がそうでした。

10年前は、1年間のWeb予算は100万程度しかなく、リステイング広告などはまずできませんでした。

それが今では50倍以上になり、やりたいことができるようになってきました。

僕が勤務している会社が恵まれているわけですが、Webに注目していない企業は、こういうケースが当たり前です。

インハウスのWeb担当者として、自社のWeb施策をしたいのであれば、それ用の部隊がいる会社に就職した方が良いです。

まとめ

インハウスのWeb担当者のメリットデメリット」についてご紹介しました。

まとめますと、こちらです!

【インハウスのWeb担当者のメリットデメリット】

■メリット
・Webに関する幅広い知識やノウハウを身につけることができる
・会社のお金を使って、施策を実行することができる
・勤務体系が良い
・自社サイトを長い期間見ていられる

■デメリット
・深い知識を得ることができない
・Web関連の情報が遅い。こない
・予算がないと、施策を何もできない

僕はインハウスのWeb担当者になって10年以上経ちますが、昔よりも求められる範囲が広くなってきたように感じます。

昔はアクセス解析だけをしていたり、新商品が出たらそれ用のWebページを作っていたり、それだけでしたが、今ではどういう施策を打てば商品の売上があがるのかといった、企画と実行部分が求められています。

その点、インハウスのWeb担当者の仕事は、やりがいが出てきました。

Webの仕事を探している人のほとんどは、業者だと思いますが、企業のWeb担当者も面白いことをできますので、ぜひ検討してみてください(゚∀゚)

それではまた!

現場からは以上です!

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