【北朝鮮のミサイルと株価の影響は】過去データから日経平均を検証

【北朝鮮のミサイルと株価の影響は】過去データから日経平均を検証今回は、北朝鮮のミサイルが発射されることによる株価(日経平均株価)の影響があるのかについて、過去の日別の日経平均株価の実際のデータをまとめてみたいと思います。

連日、北朝鮮問題がニュースで取り上げられていますが、果たして日本の株価の影響はあるのでしょうか。

私は株を運用していますので、ミサイル問題はかなり気になっています(T-T)


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と言いますのも、ミサイルが発射された日が株価が急落してしまい、かなりのダメージを食らったからです。(ざっと、20万くらいマイナスになりました。)

同じ過ちを繰り返したくないと思い、ミサイルと日経平均株価の影響についてまとめてみたいと思います。

この記事をご覧になっている方も、株を運営している方が多くいると思いますので、そんな方々へ少しでも参考になれば幸いです。

北朝鮮のミサイル発射と日本の日経平均株価の影響とは

さて、それでは早速実際のデータをまとめてみたいと思います。

今回まとめるデータは、北朝鮮がミサイルを発射する前日と、発射した当日と、その翌日の3日間についてまとめてみたいと思います。

■今回調査する日経平均株価

・ミサイルが発射される前日
・ミサイルが発射された当日
・ミサイルが発射された翌日

長期的に株の運営をしている人であれば、それほど影響のない数値かと思いますが、短期で株を売買される人からすると、参考になるデータになるかと思います。

それでは早速いきましょー(*´∀`*)

ミサイルと株価の影響その1:2017年9月15日

まずは直近の2017年9月15日の弾道ミサイル発射のときのデータです。

■北朝鮮ミサイルと株価の影響:その1

【前日】2017年9月14日(木)
(ミサイルが発射される前日)

日経平均株価(始値):19,860.37
日経平均株価(終値):19,807.44

【当日】2017年9月15日(金)
(ミサイルが発射された当日)

日経平均株価(始値):19,793.80
日経平均株価(終値):19,909.50

【翌日】2017年9月19日(火)
(ミサイルが発射された翌日)

日経平均株価(始値):20,128.18
日経平均株価(終値):20,299.38

※9/18は敬老の日で祝日です。

となりました。短期的ですが、少なからずミサイルの影響はあったと思います。

ミサイルが発射された当日は、19,793円だったのが、翌日の終値では20,299になったわけですね。

実に1日で、506円も上がったわけです。

ミサイルが発射された日は、株価的には上がるので、買ったほうが良いかもしれませんね。

では、別の日のデータを見てみましょう。

ミサイルと株価の影響その2:2017年8月29日

続いては、8月29日の弾道ミサイル発射のときのデータです。

■北朝鮮ミサイルと株価の影響:その2

【前日】2017年8月28日(月)
(ミサイルが発射される前日)

日経平均株価(始値):19,502.23
日経平均株価(終値):19,449.90

【当日】2017年8月29日(火)
(ミサイルが発射された当日)

日経平均株価(始値):19,319.11
日経平均株価(終値):19,362.55

【翌日】2017年8月30日(水)
(ミサイルが発射された翌日)

日経平均株価(始値):19,480.98
日経平均株価(終値):19,506.54

というデータになりました。

さて、こちらも先ほどご紹介したデータと同じような結果になりました。

ミサイル発射の前日よりも当日のほうが株価が落ちました。しかし、翌日になると日経平均株価は上がるという結果になっています。

さて、もう一つのデータを見てみることにしましょう。


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ミサイルと株価の影響その3:2017年8月26日

先ほどのミサイル発射日の3日前にも北朝鮮からミサイルが発射されています。この日の日経平均株価とミサイルの影響はどうだったでしょうか。

8月26日は土曜日でしたので、その前日の金曜日と明後日の月曜日の日経平均株価のデータをまとめてみます。

■北朝鮮ミサイルと株価の影響:その3

【前日】2017年8月25日(金)
(ミサイルが発射される前日)

日経平均株価(始値):19,401.12
日経平均株価(終値):19,452.61

【当日】2017年8月28日(月)
(ミサイルが発射された当日)

日経平均株価(始値):19,502.23
日経平均株価(終値):19,449.90

この日のデータは、先ほどと違って、ミサイルが発射された後の日が下がっています。ただし、金額にして3円しか下がっていませんので、ミサイルの影響はなかったと言って良いのではないかと思います。

ミサイルと株価の影響その4:2017年7月28日

さて、最後は、2017年7月28日の弾道ミサイル発射の日のミサイルと株価の影響についてまとめてみます。

■北朝鮮ミサイルと株価の影響:その4

【前日】2017年7月27日(木)
(ミサイルが発射される前日)

日経平均株価(始値):20,026.58
日経平均株価(終値):20,079.64

【当日】2017年7月28日(金)
(ミサイルが発射された当日)

日経平均株価(始値):20,048.46
日経平均株価(終値):19,959.84

【翌日】2017年7月31日(月)
(ミサイルが発射された翌日)

日経平均株価(始値):19,933.45
日経平均株価(終値):19,925.18

この日のデータは、ミサイルが発射されてからズルズルと日経平均株価が下がっていますね。

ミサイル発射の前日の終値は20,079円だったのに対し、翌営業日の終値は19,925円ですから、154円下がっています。

まとめ

「北朝鮮のミサイルによる株価の影響」について、ご紹介しました。

ミサイルの前日と当日と翌日の日経平均株価の始値と終値を見ていったわけですが、結論申しますと、こうなりました。

■北朝鮮のミサイルと株価の影響

・ミサイル前日
→影響なし

・ミサイル当日
→下がる傾向にある。

・ミサイル翌日
→かなり上がるか、やや下がる傾向にある

ミサイル発射の翌日には、かなり上がる傾向にあるため、北朝鮮のミサイル発射日が分かったのなら、そのミサイルが発射された当日に株を買っておくと良いかもしれません。

実際に、翌日に株価が下がる日もありましたが、額としてはそれほど大きな下がりではなかったため、ミサイルの日は株を買っておくと良いという結論になりました。

みなさんはどう感じたでしょうか(゚∀゚)


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